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坂町駅の紹介


 

2014年11月1日 坂町駅は開業100周年を迎えました

坂町駅とは新潟県村上市(旧荒川町)にある東日本旅客鉄道の有人駅。1914年(大正3年)11月1日に羽越本線として開業し、1931年に米坂線の分岐駅となった。駅構内の待合室には2011年3月までキオスクがあったが、閉店となった。現在は羽越本線と米坂線の始発・終点駅。坂町駅舎の二階は駅長室や米坂線乗務員の休憩室になっている。以前は、坂町機関区としてD51・9600型蒸気機関車、ディーゼル機関車(ラッセル車含む)、電気機関車などの車両も配置されていた。それにより扇型機関庫や転車台、補給等も整備されていた。又、貨物取扱や操作場もあったので詰所、官舎など多くの駅員が当時は働いていた。現在は、扇型が半分残され(使用不可)駅舎と年に2回蒸気機関車が運転された際に転車台が稼働するのみとなっている。尚、ジョイフルトレインのきらきらうえつ、寝台特急を除く列車は全て停車する。現在は、駅員配置の有人駅で、みどりの窓口も置かれている。2011年3月においては、キオスクが廃止となっている。

 

開業100周年 坂町駅イルミネーション
開業100周年幕 冬のイルミネーション旧操作司令場

 

坂町駅舎 坂町駅機関区跡
坂町駅舎 旧操作司令場

坂町駅舎は2階建てである。2階は以前民間企業が入っていたが現在は乗務員用休憩室のみの使用となっている。操作司令棟は、司令棟としての機能は使用されていない。

 

待合室 改札口
待合室 改札口・切符販売場

待合室には、2011年3月までキオスクが設置されていた。坂町駅は自動改札化されていない。切符は自販機での購入とみどりの窓口がある。

                    

坂町駅転車台 転車台回転
転車台 ひな街道号の転車中

転車台(ターンテーブル)は、毎年ひな街道号が運行される日に稼働する。県北では唯一残されているのが坂町駅構内である。

 

転車後の入れ替え C57転車台へ入線
C57 転車後の連結前入れ替え C57 転車台へ入線準備

坂町駅が栄えていたころ、このような入れ替え光景は頻繁にあったのあろうか。記憶では、開かずの踏切が存在していたはずだ。村上方面側にはセメント工場引き込み線の跡がある。

 

坂町駅機関区扇形庫 坂町駅機関区扇形庫跡地
扇形機関庫(半分) 扇形機関庫半分跡地より

扇形機関庫は現在は使用されていないが、半分だけ原形をとどめている。撤去された部分にはススキが生い茂り寂しい雰囲気が漂う。

  

給水塔 扇形庫
車庫&給水塔 扇型機関庫拡大写真

車庫と給水塔も使用されていないが原形をとどめている。扇形車庫も含めこのまま後世に残せないだろうか・・・

  

詰所解体 解体後
旧坂町機関区詰所 一棟解体後の風景

旧坂町機関区の扇庫隣にあった木造建ての詰所が4棟ほどあるが、機関区廃止後しようされることなく荒れ果てていた。2008年8月からの坂町駅補修工事と共に残されていた建屋が解体された。

 

坂町駅村上方面より 坂町駅村上方面より
村上方面より眺めた坂町駅施設内 村上方面より眺めた坂町駅

操作場があった部分や機関区の部分には線路が撤去され荒れ果てている。セメント工場の引き込み線もなく、セメント工場自体もなくなった。

 

 
米坂線へ向かう列車 羽越本線より入線してきた検測車

村上方面側では、羽越本線と米坂線の分岐がある。

 

坂町駅ホーム 坂町駅表示板
坂町駅ホームより(村上方面) 駅名標
ホームは、1〜4番線があり屋根も長く設置されている。駅名標は、米坂線用と羽越本線用の2種類が存在する。

 

坂町駅列車ラッシュ 坂町駅中条方面より電車
朝7時過ぎの駅(1〜4番線ホームに電車停車) 坂町駅ホームより(中条方面)

朝は羽越本線上下ともラッシュを迎え、坂町駅も1〜4番線に電車、気動車が停車する。以前より乗降客が減ったものの今だ要所の駅である。

 

旧待合室 新待合室
2008年7月までのホーム待合室 新規に建設された待合室

旧待合室はホームの屋根の終わりあたりに建てられていたが、老朽化が進んだため、ガラス張りの空調付きに建て直された。また、屋根のある場所に移設された。

  

大勢の乗降客 滅多に見れない「坂町」の表示幕
坂町〜村上間運休による坂町駅に大勢のお客 滅多に見れない「坂町」表示幕

岩船町近くの橋架け替え工事による、坂町〜村上間の運休が実施された。坂町駅には、代替バスに乗り換えるために大勢の乗降客が駅を利用した。また、現在は米坂線のサイドボードにはみることのできる「坂町」が表示幕の電車にも表示されていた。もう、こんな光景は二度とみられないのでは・・・

 

坂町駅停車後、青森へ向けて回送されるあけぼの 故障修理中のキハ52(坂町駅にて)
運休の影響で坂町駅停車、回送されるあけぼの号 置き換え前のキハ52の故障修理中

爆弾的気圧の影響で運休された「あけぼの」号が青森へ回送される際、坂町駅に停車した。以前、大雨の影響で運転見合わせの際は、青森行きの「日本海」号も停車していた。08年度より、気動車の置き換えが始まるが、老朽化を迎えたキハ52も坂町駅に停車後、修理されていた。

 

羽越水害の記憶 駅前にある観光案内図

当時、羽越水害で坂町駅も水害で被害を受けました。線路には、流されてきたビクターの犬の置物が悲しげにあった。駅前には、案内板などの看板や置物が展示されている。

   

ホーム構成
1番線ホーム:米坂線の発着・終着に使用されており、非電化となっている
2番線ホーム:上り(新潟方面)線に使用
3番線ホーム:下り(秋田方面)線に使用
4番線ホーム:待避および新潟方面より米坂線接続に使用
2〜4番線ホームは電化されている
 

のりば案内板

 

さかまち駅名標名所案内

 

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